2025年版・今年もっとも多かった“保険の悩み”ランキング
今年も気づけばラストスパート。2025年はお金と保険に関するニュースが本当に多い一年でした。私のところにもいろいろな相談が寄せられましたが、その中でも特に多かった「3つの悩み」をランキング形式で振り返ってみたいと思います。
年末のひと息タイムに、ぜひ読んでみてください。
🥇 第1位:火災保険2025年問題「こんなに上がるの?」ショック
堂々の1位は、文句なしで火災保険。
更新案内を見て「え、マジ?」「こんなに上がるの?」と驚く方が本当に多い一年でした。
背景には、自然災害の巨大化、建築費や修理費の高騰など、複数の要因がまとまってのしかかっています。いわゆる「2025年問題」は、保険会社の体力を守るためにも避けて通れなかったテーマとも言えます。
ただし大事なのは、焦って選ばないこと。
補償内容や選択肢は10年前とは別物。必要な補償をしっかり選びつつムダを外す。これが2025年の火災保険選びの最大のポイントです。
🥈 第2位:新NISAと保険、どう組み合わせるのが正解?
投資熱が高まる中で増えた相談が、「NISAと保険はどう共存させるのか?」というお悩みでした。
よく聞くのは、
- 投資を始めたいけど家計に余裕がない
- 保険の見直しも必要だけど何からやればいいかわからない
そんな声に僕はいつもこう答えます。
「まずは家族を守る“土台”を整えてから、未来の資産形成へ。」
備えが弱いままだと、何かあったときに不安になって投資をやめてしまいがち。だからこそ、保険とNISAは「どちらかが勝つ」ものではなく、役割の違うチームメイト。
うまく組み合わせることで、家計の安定性と将来の豊かさは両立できます。
🥉 第3位:高額療養費制度は“改正延期”。でも気になる医療費のこれから
今年ぐっと増えた相談が、「医療費ってこれからどうなるんですか?」という声。
もともと2025年8月からの高額療養費制度の見直し案が出ていましたが、現在は『改正が延期され、制度全体を再検討する段階』となっています。
つまり、
- すぐに自己負担が増えるわけではない
- 将来的な方向性はまだ不透明
という“保留状態”です。
制度がどう変わるか読みにくい今こそ大切なのは、「もし入院しても生活が崩れない安心感をどう確保するか」という視点。
医療保険は“ゆとりを買うツール”。制度が変わっても、安心を得られるメリットは揺らぎません。
まとめ:2025年の悩みは“家計全体でどう守るか”がテーマ
今年寄せられた相談は、単体の保険というより「家計全体の流れの中でどう守り、どう増やすか」という内容が増えた一年でした。
制度や経済環境が変わりやすい時代だからこそ、年末はいったん立ち止まる良いタイミングです。気になることがあれば、今年のモヤモヤは今年のうちにスッキリさせて、安心して2026年を迎えましょう。













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