高額療養費制度が変わる!知っておきたいポイント
みなさん、こんにちは!
最近ニュースで見かけた人もいるかもしれませんが、2025年1月から高額療養費制度が改正されます。これは、医療費が高額になったときに自己負担を軽減してくれるありがたい制度ですが、改正によってどんな影響があるのか、一緒に見ていきましょう!
そもそも高額療養費制度って?
簡単に言うと、「医療費が高くなっても、一定額以上は払わなくてOK!」という仕組みです。たとえば、手術や入院で医療費が数十万円かかっても、自己負担額には上限があり、それを超えた分はあとで払い戻されるんです。
上限額は収入によって違いますが、例えば年収が500万円くらいの人なら、1カ月の自己負担上限は約9万円。これを超えた分は、申請すれば戻ってきます。
2025年の改正ポイント
今回の改正で、大きく2つのポイントがあります。
① 1年間に3回以上高額療養費を使うと負担増
今までは、同じ年内に3回以上高額療養費制度を利用すると、4回目以降の自己負担額がグッと下がる仕組みでした。しかし、改正後は4回目以降の負担軽減がなくなります。
つまり、
- これまでは4回目以降の自己負担がぐっと下がっていた
- 2025年からは毎回一定の上限額を払う必要がある
たとえば、年収500万円くらいの方なら、
- 現在:4回目以降は自己負担約4.4万円まで軽減
- 改正後:毎回約9万円の負担が続く
これは、病気が長引いたり、持病で定期的に治療が必要な人にとっては大きな影響があります。
② 負担上限が引き上げられる可能性
詳細はまだ確定していませんが、今後、所得の高い層の自己負担限度額が引き上げられる可能性もあります。「高所得者ほど負担を増やす方向に」という流れですね。
じゃあ、どうすればいい?
今回の改正で、「今までより医療費の負担が増えるかも…」と心配な方も多いと思います。そこで、できる対策を考えてみましょう。
✅ 医療保険の見直し
高額療養費制度があっても、入院すれば食事代や差額ベッド代、交通費など自己負担になるものは多いです。改正後の負担増に備えて、医療保険を見直すのも一つの方法です。
✅ 貯蓄を意識する
もし医療保険が十分でないなら、万が一に備えて「医療費専用の貯蓄」をしておくのもアリ。
✅ 会社の制度をチェック
勤務先によっては、独自の医療費補助制度があるところもあります。知らないと損なので、ぜひ確認してみてください!
まとめ
✅ 高額療養費制度は、医療費の負担を軽減する制度
✅ 2025年の改正で、4回目以降の負担軽減が廃止
✅ 所得の高い層の負担増の可能性も
✅ 医療保険の見直しや貯蓄で備えよう!
改正後は「思ったより医療費の負担が大きい…」と感じる方も増えるかもしれません。今のうちにしっかり準備して、安心して過ごせるようにしましょう!
では、また次回のブログでお会いしましょう♪
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