高齢化社会だからこそ考えたい“安心の仕組み”
こんにちは、2代目保険屋のまっつんです。
今回は、医療保険を検討する際によく話題にあがる「払込免除特約」について、わかりやすく解説します。
この特約、「つけた方がいいの?」と迷う方も多いのですが、
結論からお伝えすると、私は“つけておくべき”だと考えています。
その理由を、今の社会背景も交えながらお話ししていきますね。
▍払込免除特約って、どんな特約?
「払込免除特約」とは、がんや心疾患、脳卒中などの大きな病気、あるいは重い障害を負ったときに、それ以降の保険料の支払いが不要になる特約です。
たとえばこんなケースで適用されます(一例):
- 医師からがんと診断されたとき
- 心筋梗塞で一定期間、仕事に支障が出るような状態になったとき
- 脳卒中で後遺障害が残ったとき
この特約がついていると、保険料の支払いはストップするのに、医療保障はそのまま継続されます。
つまり、保険料ゼロで保障だけ続くという、かなり頼もしい仕組みなんです。
▍なぜ払込免除特約をつけたほうがいいの?
1. 万が一のとき、保険料が負担にならない
もし大きな病気になってしまったとき、医療費がかかるだけでなく、働けなくなって収入が減ることも考えられます。
そんなときに「保険料も払わなきゃ…」となると、精神的にも金銭的にも負担が大きいですよね。
この特約があれば、支払いの心配をせずに、治療に専念できる環境を整えることができます。
2. 保険料の支払いがなくても、保障はそのまま続く
払込免除が適用されても、医療保険の保障自体はずっと継続されます。
支払いなしで安心をキープできる、この仕組みは本当にありがたいですよ。
▍高齢化が進む今、ますます重要に
日本はすでに超高齢社会に突入しています。
そして、年齢を重ねるごとに、以下のようなリスクが高まります:
- 三大疾病(がん・心疾患・脳卒中)の発症率が上がる
- 治療や入院にかかる時間・費用も長期化しやすい
将来に向けて、保険料の支払いが難しくなるタイミングこそ、備えが活きる場面なんです。
だからこそ、今のうちに払込免除特約をつけておく意味は大きいと思います。
▍注意点もあります(でもそこまで大きなデメリットではありません)
- 特約をつける分、保険料が少し割高になる(目安で5〜10%程度)
- 払込免除の対象条件は保険会社ごとに違うため、契約前にしっかり確認が必要
とはいえ、万が一に備える“安心代”としては、十分に価値があると私は考えています。
▍まとめ|備えは「元気なうち」に
- 払込免除特約は重い病気で働けなくなったときの保険料を免除してくれる
- 保障は継続されるので安心感が大きい
- 高齢化が進むなか、病気リスクへの備えとして非常に重要
今ご加入の保険にこの特約がついているか、ぜひ一度ご確認ください。
「自分には必要?」「つけた方がいい?」というご相談も、お気軽にどうぞ。
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